伊達コリドール

制作 竹に雀プロジェクト PL 高橋 英夫
監修 竹田 昭弘 / 手塚 孝
デザイナー 佐藤 由佳
制作協力 やまがた観光キャンペーン推進協議会 米沢上杉文化施設協議会

置賜の伊達氏歴史回廊「伊達コリドール」(リーフレット)

コンセプト・目的
今年2017年は伊達政宗生誕450年記念の年。この機会に米沢、置賜が伊達氏と深い関わりがあり、特に政宗にとっては生まれ育った「地元」であることを全国に発信。間もなく東北中央自動車道福島米沢間も開通、道の駅よねざわもオープンする。全国からの伊達ファンを呼び込む絶好の機会。滞留型の交流人口を増加させるために置賜各地に存在する伊達関連史跡を「歴史観光の資源」にブラッシュアップしていく契機を作り出すのがこのリーフレットの使命である。五虎退展示キャンペーンのようなグッズ、フーズなどの仕掛け作りは次の段階となる。
手法
リーフレット自体は紙媒体だが、WEBとの連携が大前提。リーフレットはごくベーシックなデザインとポイントを絞った表現で抑える。史跡の説明やマップ、カーナビ機能などはQRコードによりスムーズに誘導する。置賜の全体像、史跡配置のアバウトなイメージが一見できるマップを中心に据える。置賜での伊達の212年をめぐるコリドールであると同時に、ミステリーの存在を伝え「謎解き」に参加するモチベーションを醸し出すメッセージを織り込む。
ターゲット
伊達コリドールを楽しむには移動手段としての車が必需品となる。すなわち、基本となるターゲットはマイカーで置賜を訪れる歴史ファン、伊達ファンということになる。同時にQRコードによる誘導が主となることからスマホやネットを使い慣れた層が主たるターゲットと言える。ただし、マイカー以外の手段で来られる場合でも事前予約制の有償ガイドによる「ブラタモリ型」の探訪コースや、「トレッキング型」の探訪コースも提案するので、マイカー・スマホスタイル以外のブラタモリスタイル、トレッキングスタイルもターゲットに含める。